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『オードリーのオールナイトニッポン』

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(2010/01/08)
オードリー(春日)オードリー(若林)

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ラジオの存在は知っているけれど、ラジオがどんな内容を放送しているのかは知らない。世の中のかなり多くの人が、きっとそういう感じなんじゃないかと思う。例えば、「オールナイトニッポン」という番組が存在していることは知っている。でも、番組自体を耳にしたことはない。そんな人が多いというイメージが、僕の中にはある。何故ならば、僕もまたラジオに殆ど触れることなく、生きてきた人間だからだ。

かつてラジオは、人々の生活の一部として存在していたらしい。……と、どうして曖昧に書いているのかというと、その頃のラジオについて僕はまったくの無知だからだ。ただ、一昔前の漫画などを読んでみると、登場する子どもたちが、テレビだけではなくラジオにも関心を寄せている場面が見られるので、きっとそういう時代があったのだろうと、想像しているのである。しかし、そのうちラジオはテレビの勢いに飲まれ、気付けば一部の人たちの嗜好品と化してしまった……と、ここまで完全に憶測のみで書いているが、まあ、きっと実際にそういう感じだったのだろう。大体の想像はつく。耳だけで楽しむことの出来るラジオより、目で楽しむことの出来るテレビの方が、受け手にとっては圧倒的に気楽だからだ。

しかし近年、ラジオは再び注目を集め始めているようだ。ふと、何気なしにそんじょそこらのエンターテイメント雑誌を手に取ってみると、ラジオ番組が特集されている……なんていうことを、ここ数ヶ月で何度か体験した。かつてラジオを追いやったテレビが規制などで弱体化し始めていることと、インターネット上で配信されているネットラジオやポッドキャストが一般に浸透し始めていることが、影響しているのだろう。ここも憶測。というか、ここまで書いた文章が全て憶測。まあ、そこは読み手のリテラシーでカバーしてくれ、ということで。義務教育やないんやからね、ウェッウェッウェッ(元ネタ分かるかなー?)。

『オードリーのオールナイトニッポン』は、そんなラジオ業界が本気でテレビ業界の雁首を掴みに来たことを表明しているかのような作品だ。昨年の勢いがまだまだ衰える気配を見せない若手お笑いコンビのオードリーが、初めて「オールナイトニッポン」の生放送に臨む姿を収めた今作は、二人のラジオに対する気迫に満ちている。どうして二人が、これだけの熱量を持ってラジオと対峙しているのか。それは、二人がラジオをとことん愛しているからだ(その熱愛っぷりは、特典映像のインタビューで大いに語られている)。

そんな二人の熱意に満ちた姿を見た人間は、どう思うだろう。「テレビにあれだけ露出している二人が、ここまで本腰を入れているラジオを、一度くらいナマで聴いてみたい」と思うのではないだろうか。そして、それをきっかけに、他のラジオ番組を聴き始める人だって現れるのかもしれない。現在、「オードリーのオールナイトニッポン」放送直後のオールナイトニッポンRにて、テレビで人気の若手芸人たちによるMC争奪戦が行われているのも、ラジオ顧客たちを増やそうという局側の意図があるのかもしれない。……って、深読みし過ぎか。

ところで今作では、ラジオをお送りするオードリーの姿のみに留まらず、お馴染みのテレビ仕様の顔でオールナイトニッポンパーソナリティー就任を記念したニッポン放送各部へ挨拶回りに出向くオードリーの姿や、ノリノリで番組の企画会議に参加するオードリーの姿など、様々なオードリーを確認することが出来る。オードリーには興味があるがラジオには興味が無いという人でも、十二分に楽しむことの出来る作品になっているといえるだろう。芸人としてのオードリーの姿を刮目せよ!

……ただ、オードリーが生放送を行っている映像の上に、二人やスタッフによる初回放送当時を振り返ったコメントを、ニコニコ動画ばりのテロップに載せて流すという演出は、ちょっとどうかと思った。まあ、若い人に向けた演出なんだろうなあ……(苦笑)。


・本編(98分)
・特典映像(18分)
「若林正恭インタビュー」「春日俊彰インタビュー」
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No title

オールナイトニッポンですか。一度聞いてみたいんですが、うちはAMラジオが絶望的に入らない部屋なので、聞こうにも聞けないんですよ・・・。しばらくはラジアンの方を聞いてます。バナナマンのバナナムーンも聞きたいのに・・・

No title

なかなか面白いので、どうにか気合で聴いてみてください。ラジオじゃダメというのなら、「オールナイトニッポンモバイル」というケータイで聴けるのもあるみたいですよ。なにやら次世代的なものを感じますな。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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